投資家の皆さまへ

ご挨拶

株式会社 エービーシー・マート 代表取締役社長 野口 実

 2019年 2月期は、自然災害が多く、人手不足やネット通販の拡大などが見られる年でした。

 このような状況下、当社グループは、IT戦略として、ABC公式アプリのリニューアルを行い、ネットと直営店双方で利用ができるポイントシステムを導入しました。導入して1年が経ち、会員数は延べ400万を超えました。近年、世界的なファッションのカジュアル化が進行していくなか、商品戦略としては、スポーツシューズの販売強化とシューズとコーディネイトしやすいアパレルの販売を強化してきました。店舗戦略としては、カジュアルスポーツファッションに特化した「ABC-MART SPORTS」を当期中に11店舗出店するなど、新業態店舗を中心に、国内65店舗、海外

54店舗 (韓国43、台湾11) の計119店舗の新規出店を行いました。既存店舗については、都市部大型旗艦店「GRAND STAGE 業態」の刷新を行い、銀座と原宿、韓国ソウルの江南にオープンしました。これまでの「GRAND STAGE」とは異なり、商品のみを提供する売り場としてだけではなく、インターネットを活用した次世代型の顧客サービスが提供できる店舗です。今後は、この「GRAND STAGE」を日本国内の主要都市のみならず、韓国や台湾の主要都市へ拡大していく予定です。


 これらの結果、2019年2月期は、グループ全体で1,285店舗、連結売上高は2,667億円となりました。


 2020年 2月期の事業環境は、貿易摩擦による世界経済の減速や消費税増税による国内消費の停滞など、マイナス面が叫ばれる一方で、令和への改元に伴う経済効果や、ラグビーワールドカップやオリンピックなどのスポーツ商機の高まりにより、訪日客の増加が見込まれています。これらのことから、当社グループとしては、国内外の店舗数、1,350店舗、連結売上高は2,783億円を見込みます。


 中長期的な戦略として、少子高齢化や人口減少に伴う都心部集中などへの対応として、既存店舗の強化を中心に、商環境に応じた店舗の業態開発を進めていきます。また、ネット通販と直営店双方の利便性を高めていくためのIT集中投資を行い、インターネットを活用した様々な顧客サービスの充実を図ります。

 今後の IR 活動におきましては、株主、投資家の皆様に正確な情報を迅速にご提供し、当社の現在の業況や将来のビジョンをご理解いただくことを基本姿勢として取り組んでまいります。


 今後とも、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。


株式会社 エービーシー・マート 代表取締役社長 野口 実

2019年 4月




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